海外ETFのデメリットは?
こんにちはハルです。
今回は海外ETFのデメリットは?というテーマを見ていきたいと思います。
海外ETFは成長力のある米国市場全体に投資ができ、収益期待の高い人気の投資先です。
ですが、いくつかデメリットというか注意点もあります。
まずは扱いが外国株となるため、国内のETFよりも手数料が割高になります。
多くの証券会社では外国株の手数料は国内株よりも高くなっており、外国の証券会社に注文を出すことになるので今後も同様の傾向になるでしょう。
ざっくり100万円分を取引した時の手数料は、海外ETFなら約2,000円(20ドル)、国内ETFなら約500円となりますので4倍も手数料が違うことになります。
100万円分を取引して手数料が2,000円なので、手数料率は約0.2%と十分安いですが、国内ETFと比較してとなると、海外ETFの手数料は割高になります。
また、為替手数料、為替変動リスクがあるという点も無視できません。
海外ETFは現地通貨で取引することになりますので、米国ETFであれば米ドルで取引する必要があります。
その際に円から米ドルに交換する必要があり、為替手数料がかかります。
さらに資産が為替変動のリスクを受けることにもなりますので、国内市場だけでなく為替市場にも注視する必要があります。
通貨が異なり、市場で買い付けをすることから金額指定で買い付けをすることが難しく、NISAなどの対象とするには若干使いづらい点もデメリットでしょう。
ですが、これらの注意点は大きな問題ではありませんし、それを上回るメリットがあります。
多くの投資家に選ばれているのも、これらのデメリット以上にメリットを感じているからでしょう。
長期的な日本市場の行く末に不安を感じ、市場全体に投資したいという人は海外ETFを検討するのが良いですね。
以上、海外ETFのデメリットについてのお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。